カゼハレこども応援クラブ 代表者の頭のなか

小学校の先生を2年間勤めた後、青森でIT企業に勤めながら、スポーツ教室と家庭教師をやっています。

体罰問題

少し間が空きましたが今日からまたブログを書いていきたいと思います。

ブログでは普段、自分が生活、勉強していく中で学んだこととそこに対しての自分の考えを書いていきたいと思います。

 

今日は、体罰問題について書きます。

 

私は元教員ですので「体罰は絶対にいけない」と意識して仕事をしていました。

もちろん体罰はしたことがありません。

また、研修などでも「体罰はいけない」と口酸っぱく言われてきました。

 

今日、abemaニュースを見ることが多いのですが、こういった動画を見つけました。


アベマでの戸塚ヨットスクールの校長との体罰についての対談を見てどうしても言いたいことがあるので聞いてほしい

 

結論、戸塚ヨットスクールの運営者である戸塚さんは「教育には体罰は必要」と言っています。

 

私は、正直「え・・・・・」と思いました。体罰はしてはいけないと当たり前のように思っていたので正直深く考えていませんでした。

これはいいきっかけだと思い勉強して考えてみました。

 

まずabemaニュースで、他に戸塚さんが出ている放送がないか探しました、すると下記の2本の動画を見つけることができました。

 

「アベマ世代に贈る!厳選ニュース特集! | 社会問題

相次ぐ子どもの虐待死事件 戸塚ヨットスクール校長と”体罰と暴力”境界線を議論」

https://abema.tv/video/episode/89-82_s10_p12 (2020.4.26)

 

「アベマ世代に贈る!厳選ニュース特集! | 社会問題

戸塚ヨットスクール校長VS夜回り先生 教育・子育てに体罰は必要?」

https://abema.tv/video/episode/89-82_s10_p13 (2020.4.26)

 

私が2本の動画を見て思ったことは、

体罰は行わず、そのほかの手段で教育を行う」

ということである。これは、今までの自分がやってきた教育活動をより深い理解に伴って言語化してくれるものとなった。

 

悪いことをしたら体罰(叩いたり、蹴ったり)して教育していた時代はある。

でも時代が進むにつれてが体罰を受けて不登校や自殺をしている子いるのだ。

 

体罰は子どもを育てるひとつの手段である。

今は時代が進んだ。誰でも簡単に情報が手に入るようになった。

子供を育てる手段は探せばたくさん出てくる。

 

私が学校の先生(2年目)だった時、なかなか言うことを聞いてくれずに自由に喋ったり遊びまわって立ち歩いているAさんがいた。

私は「大きな声を上げて叱る」しか教育の手段を知らず、そればかりを行っていた。

すると、Aさんはますます私に反発するようになった。それにさらに声を上げて叱っていたためAさんとの関係は崩壊し私の言うことは聞いてもらえなかった。

 

このことから私は、教育する手段を複数持つことの大切さを知った。

2年目、Aさんをまた受け持つことになり対策を考えた。

私は

①徹底的に信頼関係を積み重ねていくこと(コミュニケーション、一緒に遊ぶなど)

②ルールの明確化

(ルールを破ってしまった時は「なぜ破ってしまったか」「次はできそうか」など本人とコミュニケーションをとって解決できるようにした)

の大きく二つ(他にもやったことはあると思うが、ここでは割愛)を行い、Aさんはすっかり言うことを聞いてくれるようになった。

 

こういった経験からもたくさんの教育のための手段を持っておくことが大切である。

そのためには

 

①開放性(どんな情報も受け止める、聞いてみる)

②柔軟性(変化を恐れず良いとおもたことはどんどん行ってみる)

 

をこれからも行っていきたい。